オーナー社長が舵を取る年商1〜30億クラスの会社を対象に、「これから10年の成長軌道」を一緒に設計することを専門領域としています。
実務と大学院での教育・研究の経験をもとに、オーナー社長の意思決定を支えることを自分の役割と位置づけています。
略歴
- 中小企業診断士登録後、製造業・サービス業・IT関連など複数業種の企業を対象に、収益構造の見直し、事業ポートフォリオの整理、成長シナリオ策定などの支援に携わる
- 銀行向け経営改善計画、事業再構築を伴う中期計画、後継経営者向けの成長戦略づくりなど、オーナー企業の「これから」を描く案件を中心に取り組む
- 大阪市立大学大学院都市経営研究科(2023年より大阪公立大学都市経営研究科)特任教授(2018〜2026年)として、経営学やICTビジネス分野の講義・研究指導を担当
- 現在は、実務の現場で得た経験と大学院での理論的な視点を統合し、オーナー社長向けの成長軌道診断・成長設計サービスを提供している
こうした経験を通じて、
・決算書や数値だけでは見えない「事業の構造」
・オーナー社長の頭の中にある将来像やこだわり
・現場の制約や、組織・人材のリアリティ
を同時に扱いながら、「何を、どこまで伸ばすのか」を一緒に考えるスタイルをとっています。
支援スタイル
私の支援は、詳細な報告書を作ることよりも、社長の意思決定が進むことを重視しています。
- 社長との対話を通じて、頭の中にある前提や思い込みを一度すべて棚卸しする
- 数字と構造(事業ポートフォリオ、収益構造、投資と回収)を整理し、今の延長線で起こりうる未来を具体的にイメージしてもらう
- そのうえで、「この方向に伸ばす」「ここは守る」「ここはやめる」という判断を、社長自身が納得して下せるようにする
という順番で進めていきます。
単発の「改善策の提案」で終わるのではなく、
- 3年の実行計画
- 10年を見据えた成長シナリオ
- 社内や金融機関と共有できるレベルのストーリー
までをセットで形にすることを目標にしています。
取り組んでいるテーマ
- 年商1〜30億クラスのオーナー企業における「成長軌道」の類型化と設計
- 売上は伸びているのに利益やキャッシュが残らない会社の構造的な課題整理
- 新規事業や設備投資、人材投資を含めた「資源配分の判断軸」の見える化
- 後継経営者が、自分なりの成長の方向性を言語化し、社内外と共有するための支援
こうした実務テーマを扱う中で、「中小企業」という法的区分ではなく、オーナー社長が意思決定の中心にいる企業を一貫して対象としてきました。
発信・執筆など
- オーナー社長向けに、会社の成長軌道をどう設計するかを扱った書籍・電子書籍の執筆
- smallbiz.jp を通じた、成長軌道診断・成長設計サービスの提供
- 実務家としての経験と大学院での教育・研究を行き来しながら、「オーナー企業の成長をどう捉えるか」という視点を整理し、発信
実務と大学院での教育・研究の経験をもとに、オーナー社長の意思決定を支える。
そのための道具として、成長軌道の診断と設計に取り組んでいます。
ご相談を検討されている方へ
「今の延長線上で本当にいいのか」「どこに軸足を置いて伸ばすべきか」といった問いを、腰を据えて考えたいオーナー社長の方は、一度お問い合わせいただければと思います。
うちの状況で何をどこまで相談できるのか、という段階から一緒に整理していきます。