2017年6月30日、モルデ――フィヨルドを見下ろす港町

モルデは、ノルウェー西岸の小さな港町です。華やかな観光都市というより、フィヨルドの水面と背後の山並みを静かに眺める町でした。ガイドブックでは大きく扱われないような町ですが、こうした寄港地のほうが、意外に印象深いものです。港から見上げる丘、そしてその丘の上から望むフィヨルドの広がりに、この町らしい旅情がありました。

船がモルデの港へ近づく。フィヨルドの水面の向こうに、緑の丘を背負った町並みが見えてきました。
丘の上へ向かう途中、ロムスダール博物館に立ち寄りました。ロムスダール地方の古い建物や暮らしを伝える郷土博物館です。池のある静かな敷地を歩いていると、モルデの港町としての表情とは少し違う、ロムスダール地方の暮らしの記憶に触れるようでした。
港の背後の小高い丘からは、停泊するMSCプレチオーサと、フィヨルド、雪を残した山並みが一望できました。