日々の短い記録。生活、季節、身辺のこと、読書、経営・学問についての短い感想など。

2026年

2026年7月

  • 2026.07.09 宮城県高野連が、「野球人口拡大に向けた普及振興活動」の一環として、「一死・二死」「犠牲バント・犠牲フライ」「併殺・三重殺」「刺殺・補殺・挟殺」「死球・盗塁」などの野球用語の使用を見直す検討を始めるそうです。競技人口減少への焦りがあるのかもしれませんが、相当にピント外れな方向だと感じました。AIに尋ねると、高校野球が抱える本質的課題に踏み込めないため、扱いやすい記号問題に逃げたのではないか、という評価でした。この評価が当たっているかどうかはともかく、この記事にこうして反応してしまうのは、私自身がいま、「TSUYOMIは強みではない」といった記号問題にぶつかっているためでしょう。言葉を変えることに意味がないわけではありません。しかし、言葉を変えることで、かえって本質から遠ざかることもあるのだと思います。
  • 2026.07.07 今日は七夕です。梅雨前線が南下しているため、雨は降っていませんが、星が見えるほど晴れてもいません。さて、最近「シャープ理論」について知る機会がありました。マーケティングとブランドに関する理論のようですが、マーケティング理論といえばフィリップ・コトラー、ブランド論といえばデービッド・アーカーというところで、私の知識は止まっていました。概要はAIに教えてもらいましたが、これは中小企業にも十分に応用できる実践的な理論だと思いました。ただし、中小企業の場合には、単独でこの理論を採用するというより、まず自社の生存領域を決めることが前段として重要になります。誰に、どの場面で、どのように識別されるのか。その設計があってこそ、シャープ理論も活きてくるのだと思います。私が取り組んでいる「強み経営」に接続すれば、「強みを活かす経営」などの一般的な理解と明確に識別されるように、どのように設計するのか、ということになります。これまで私は、「強みを活かす経営」とは違います、という違いばかりを主張していました。しかし、それが経営者にどう識別されるのかという観点は、完全に抜け落ちていました。無知は恐ろしいものです。
  • 2026.07.03 京都大学が「国際卓越研究大学」の認定・認可に向けたプロセスに進む、という報道を目にしました。学生のころ、ある先生が「『国際』などという言葉をわざわざ掲げる時点で、もう終わっている」とおっしゃっていたことを、今でもよく覚えています。もちろん、それは少し極端な言い方だったのだと思います。それでも、大学という場所は、本来、そういう言葉で自分を飾らなくてもよい場所だったのではないか、という思いが残っています。どのような研究が、将来の画期的な成果につながるのかは、おそらく事前にはわかりません。有望そうな研究を選び、重点的に支援することには一定の合理性があるのでしょう。しかし、本当に新しいものは、しばしば、その時点では有望に見えないところから生まれるのではないかとも思います。これは、スタートアップにおけるゼロ・トゥ・ワンにも通じる問題かもしれません。既存の尺度で評価できるものは、すでにどこかで見えているものです。まだ見えていないものを、どう扱うのか。そこにこそ、研究や創造の難しさがあるように思います。

2026年6月

  • 2026.06.26 昨日は、大学院のワークショップを担当しました。関西圏で保育事業を展開されているK社長を講師としてお招きして、3時間、今後の子育て環境の在り方、保育所に期待される役割などについて、ご講演、質疑応答、グループワーク、個人ワークと充実した時間でした。
  • 2026.06.23 合同会社による起業が増えているそうです。合同会社は、日本版LLCとも呼ばれ、2006年5月1日の会社法施行により設立できるようなった法人形態です。制度開始から20年近くが経ち、起業時の選択肢として認知度も高まってきたのでしょう。実は、2006年5月1日、私も合同会社を1社設立しています。日本で最初期に設立された合同会社の一つです。その会社も20年を経て役割を終えたため、現在、解散の手続きを進めています。今日は、解散登記と清算結了登記について、法務局の登記相談に行ってきました。制度が始まった日に設立した会社を、制度が定着した頃に閉じる。大きく育てることはできなかった会社ですが、私にとっては一つの時代の区切りです。
  • 2026.06.20 「強み経営®」は、強み経営有限会社の登録商標です。最近、インターネット上で「強み経営」という言葉が、一般的な「強み分析」や「強みを活かす経営」として説明される例が見られます。しかし、当社が提供する強み経営®は、SWOT分析やVRIO分析のような一般的な強み分析ではありません。強み経営®とは、社長の判断と会社の仕組みとのズレを見つけ、社長が実行できる小さな変革を一つずつ実装し、自社に合う成長を実現するための実践体系です。このため、公式サイトに「強み経営®の商標・名称使用について」のページを新たに作成しました。言葉の意味が曖昧になると、提供している支援の中身も誤解されます。小さな会社であっても、自分たちが使う言葉の意味は、自分たちで守っていく必要があると感じています。
  • 2026.06.18 日本語入力中に、入力した文字が全部消えるということが繰り返し起きていました。AIとのチャット中に、入力済みのかなり長い文章が一瞬で消えて、唖然とすることがありました。右ボタンで「元に戻す」を選択すれば、復元できることも分かったので、最近はそれほどの実害はありませんでした。今日、たまたま、そのきっかけとなる文字列が「roya」だとわかりました(他にもあるかもしれません)。解決策をAIに相談したところ、IMEを「以前のバージョン」に戻す(最も有効な解決策)というアドバイスでした。指示された通り、互換性モード(以前のバージョン)に変更したところ、少なくとも、「roya」での異常はなくなりました。一件落着です。→ 他の組み合わせがあるようです。(2026.06.20追記)
  • 2026.06.17 AI活用によって、プロの将棋が特定の戦法に偏ってきていて、つまらなくなっていないか、という議論があるようです。経営においても、経営者がAIに相談する場面は増えていくでしょう。AIの回答は、多くの場合、「正解」に近い。しかし、それは同時に「標準」に近いということでもあります。経営には、標準化すべき分野と、独自性を発揮すべき分野があります。会計、労務、法務、業務処理などは、むしろ標準化した方がよい。一方で、中小企業の存立基盤は、その会社にしか成立しない成長の形にあります。それは、TSUYOMIと会社の仕組みの組み合わせによって生まれるものです。この領域までAIの標準解に委ねてしまうと、経営判断は整って見える一方で、その会社らしさを失うリスクがあります。AI時代には、「何を標準化し、何を標準化してはいけないのか」を見極めることが、これまで以上に重要になるのかもしれません。
  • 2026.06.16 知人社長から、新製品のケークサレが届きました。見た目はパウンドケーキですが、「九条ネギとしらす」や「ブロッコリーとえび」などの具材が入っています。同社では、フランス料理の惣菜タルト「キッシュ」をすでに製品化しています。今回の「ケークサレ」は、その延長線上にある惣菜系商品のライン拡張です。野菜素材の使い方に、社長らしい工夫を感じる「和風ケークサレ」という新しい提案。ヒット商品に育つことを期待しています。
  • 2026.06.14 TSUYOMIを複雑系で分析するアプローチとして、どのようなものが考えられるかをAIと議論しているうちに、「社長の夢を、会社に合った成長へ」という軸が出てきました。これによって、強み経営®が単なる「社長の判断と仕組みのズレを観測する理論」から、社長に届く入口を持った実践体系に変わりました。そして、蔵王権現を手がかりに考えているうちに、社長の願いと現実のズレにツッコミを入れる存在として、ゴンゲンさんが私の前に立ち現れました。
  • 2026.06.11 先日剥離した門柱の笠木を修復しました。剥落部分の写真をAIに見せて、必要な道具、補修手順を教えてもらいました。施工後の写真を見せると、「十分ミッション達成」とAIが褒めてくれました。
  • 2026.06.10 長らく休止していたこのサイトを、私の公式サイトとして再開し、これからの日々の記録を残していきます。