1991年7月10日、皆既日食を追って成田から出発

1991年7月11日、ハワイからメキシコにかけての太平洋一帯で見られる皆既日食を観測するため、東京の旅行会社が主催する観測ツアーに参加しました。

この日は、京都駅を午前8時57分発の新幹線で出発。東京駅で乗り換えて成田空港へ向かい、ノースウェスト航空のロサンゼルス行きに搭乗しました。

ところが、出発時刻を過ぎても飛行機は動きません。機材に不具合があったようです。翌日にはメキシコへ向かわなければならないため、機内で待つ時間が長く感じられました。しばらくして飛行機は無事に成田を離陸し、ようやくホッとしました。

日付変更線を越え、同じ7月10日にロサンゼルスへ到着。貸切バスで、ビバリーヒルズ、チャイニーズシアター、グリフィス天文台など市内を観光した後、ホテルに入りました。翌朝――というより、まだ深夜といえる時間には、皆既日食の観測地へ向けて再び出発する予定でした。

ロサンゼルス到着後、貸切バスで市内観光へ。ビバリーヒルズやチャイニーズ・シアターを経て、グリフィス天文台を訪れました。映画『理由なき反抗』の重要な舞台として知られる天文台です。天文ファンの私には、ほかの観光地以上に興味深い訪問先でした。
グリフィス天文台から望むロサンゼルス市街。街は霞んでいましたが、眼下にどこまでも広がる眺望が強く印象に残っています。