クルーズ5日目のこの日は、午後1時頃に韓国の済州島へ到着しました。今回も船のエクスカーションに参加し、城邑民俗村と城山日出峰を巡りました。
最初に訪れたのは、済州島東部にある城邑民俗村です。済州島の伝統的な茅葺き民家や石垣が残され、かつての島の暮らしを伝える村として保存されています。城邑民俗村で最も印象に残ったのは、かつての豚の飼育方法についての説明でした。石垣で囲まれた豚小屋に便所が併設され、人の排泄物を豚の餌として利用していたそうです。ガイドからは俗に「うんこ豚」と紹介され、祝い事の際には、その豚を食べたという説明もありました。済州島のかつての暮らしを示す話として、強く記憶に残っています。
城邑民俗村の入口。「ムルゴラン」と書かれた案内板の脇に、済州島の守護神として知られる石像トルハルバンが立っていました。
城邑民俗村の茅葺き家屋。見学者たちは家屋の前に集まり、済州島の伝統的な暮らしについて説明を受けていました。
石垣で囲まれた豚小屋の中央には、黒豚のレプリカが置かれていました。かつては便所と豚小屋を組み合わせ、人の排泄物を豚の餌として利用していたと説明を受けました。
村の道を仕切る済州島独特の門「チョンナン」。石柱に渡した横木の本数や置き方によって、家人の在宅状況などを知らせる役割がありました。
次に、済州島を代表する景勝地、城山日出峰を訪れました。緑の草地の向こうに岩壁をもつ峰がそびえ、麓から山頂まで歩いて登りました。真夏の強い日差しの中での登山は、見た目以上にハードでした。
城山日出峰の麓に到着。緑の草地の向こうに山頂が見えています。この後、真夏の暑さの中を歩いて登りました。
登山道は整備されていますが、急な階段が斜面に続き、真夏の強い日差しの中での登りは、思っていた以上にハードでした。
汗だくになりながら、ようやく頂上に到着しました。眼下には緑に覆われた火口が広がり、その向こうに青い海が見えていました。
城山日出峰の観光を終え、途中で土産物店に立ち寄った後、済州港に停泊するコスタ・ビクトリアへ戻りました。
島内観光を終え、済州港に停泊するコスタ・ビクトリアへ戻りました。岸壁から見上げると、船首の大きさが際立ちます。周辺は簡素で、当時はクルーズターミナルとしてまだ整備途上という印象でした。
船は次の寄港地、韓国の釜山に向け、午後7時に済州港を出港しました。