2017年6月22日、渡り鳥ライン――北欧から大陸へ

この日の主役は、移動そのものです。バルト海クルーズを終えた後、コペンハーゲンからハンブルクへ向かいました。選んだのは、渡り鳥がヨーロッパ大陸とスカンジナビア半島を行き来するルートと重なることから命名されたという「渡り鳥ライン」です。列車ごとフェリーに乗り込んで海を渡るという、世界的にも珍しいルートでした。

しかし、私が乗車してから2年後の2019年12月をもって、列車がフェリーに乗り込む運行は終了しました。列車フェリーとしてのノスタルジックな姿は過去のものとなり、この日の移動は、今では体験できない貴重な旅の記憶となりました。

コペンハーゲン中央駅です。ここから渡り鳥ラインでハンブルクへ向かいました。
渡り鳥ラインでハンブルクへ向かう列車が入線してきました。コペンハーゲン中央駅11時37分発。北欧からドイツへ向かう移動が始まります。
ロービュからプットガルテンへ向かうフェリーの船内。列車の乗客も、航行中は船内に移動して過ごします。フェリーで海峡を渡る時間は、約45分。あっという間でした。
対向してきたScandlinesのフェリーが見えました。列車の旅の途中に海峡を渡るという、渡り鳥ラインならではの風景でした。列車フェリーは過去のものとなってしましました。
フェリーを降りると、ドイツに入ります。途中でリューベック中央駅を通過しました。6月11日のキール寄港時に訪れた町を、この日は列車で通り過ぎました。
コペンハーゲンを出てからおよそ5時間半、17時過ぎにハンブルク中央駅に到着しました。大きなガラス屋根の正面に掲げられたPHILIPSの文字が印象に残っています。