2017年6月27日、ホニングスヴォーグ――霧に包まれたノールカップ

この日は、ホニングスヴォーグに入港しました。港からクルーズ会社のツアーで、ヨーロッパ最北端の地として知られるノールカップへ向かいました。ノールカップは、濃い霧に覆われていましたが、北の果まで辿りついたという強い満足感に浸ることができました。帰りには、サーミ人のテントで、キングクラブを堪能しました。とても印象深い一日となりました。

船内の時刻は午前0時51分。白夜の海を進みながら、北の果ての港町ホニングスヴォーグを目指していました。昨日から続いた荒天はしだいに回復し、水平線の上には低い太陽が見えていました。
ホニングスヴォーグの港には、MSCプレチオーサのほか、コスタ・パシフィカと沿岸急行船ノールカップが停泊していました。低く垂れこめる雲と、山肌に残る雪が、北の果ての港町らしい寂寥感を漂わせていました。
このクルーズの一番の目的地であるノールカップに到着しましたが、周囲は濃い霧に包まれていました。断崖からの眺望は望めませんでしたが、霧の中に浮かぶ地球儀のモニュメントが、北の果てまで来たことを感じさせてくれました。
ツアーでは、ノールカップの後、近郊の漁村に立ち寄りました。ここでキングクラブについて説明を受けた後、サーミ人のテントの中で試食することができました。
テントの中には、キングクラブが一皿ずつ用意されていました。ノールカップの濃い霧と、このキングクラブの味が、この日の記憶として強く残っています。