2009年7月21日、蘇州から烏鎮へ

ホテルで朝食を取った後、出発まで時間があったので、蘇州古城の中心部を散策しました。蘇州公園から万寿宮、定慧寺巷、定慧寺、玄妙観を経て、観前街へと歩きました。朝の散策を終えてホテルへ戻り、チェックアウト。翌日の皆既日食を観測するため、バスで烏鎮へ向かいました。

朝の蘇州公園では、まだ静かな朝の空気の中、木立の下に人々が集まり、ゆっくりと太極拳の動きを繰り返していました。
蘇州公園を出て、万寿宮、定慧寺巷から玄妙観へ。中心建築の三清殿は、南宋の1179年に再建された木造建築です。道教の最高神である三清を祀り、正面には大きな香炉が置かれていました。
観前街周辺には、柳、水路、小橋、小舟という昔ながらの水郷風景が残っています。向かいにはケンタッキーフライドチキンの大きな看板があります。古い水郷風景と現代の商業施設が、ごく自然に同居していました。

お昼前に日食観測地である烏鎮へバスで移動し、観測予定地を下見しました。烏鎮は、蘇州からバスで2時間半ほどの距離にある、運河沿いに古い町並みが残る「水郷古鎮」の一つです。旅行社が観測地として選んだのは、烏鎮の古い水郷街区から約2km離れた観光農園(華荘生態農業園)です。

烏鎮郊外の華華荘生態農業園に到着。翌日の皆既日食に備え、参加者全員で観測予定地を下見しました。
高い場所から見渡した園内。果樹園の向こうに芝生の広場が広がり、観測場所として十分な広さがありました。

下見を終えて、烏鎮の古い水郷の町並みを散策しました。その後、西柵へ移動しました。西柵は運河景観が整備され、夜景の美しい地区です。ライトアップが始まる夜まで歩きました。

日食観測地の下見を終えた後、古い水郷の町を散策しました。水路に沿って白壁と黒瓦の建物が並び、家屋から水面へ下りる階段や船着き場が設けられています。左側の木造家屋には洗濯物や生活道具が見えます。右側の遊歩道はたくさんの観光客が歩いています。烏鎮の暮らしと観光地としての姿の対比が印象的でした。
石橋の下を小舟が行き交います。「中国のベネチア」と紹介されることもありますが、ベニスのような華やかな水上都市というより、もっと生活感のにじむ商業集落でした。
西柵景区内の草木本色染坊では、染色工程や、染めた布を長く垂らして乾かす「晒布場」が再現されていました。伝統的な藍染めの藍印花布が風に揺れています。
夜を迎えた西柵。ライトアップされた石橋や水辺の建物が、運河の水面に光を映し、とても幻想的な雰囲気でした。

翌日はいよいよ皆既日食当日です。しかし、天気予報は雨とのことです。空模様への不安を抱えながら、烏鎮で一夜を過ごしました。